家計管理した方がいいってよく言われるけど…何すればいいのかわからない?
めんどくさい節約はイヤ…
私の元にはSNSなどでよく家計管理についての質問をいただきます。
今このページを開いてくれているあなたも、
「(家族や自分のために)家計管理を頑張ってお金を貯めたい…」と思っているのではないでしょうか。
結論から言うと、
月5万円アップは誰でも目指せます。
とはいえ、勘違いしてほしくないのは
もやし生活のような”超・切り詰める節約”をして5万円アップするわけではありません。
今回紹介する方法は、生活レベルを極力落とさずに節約する方法と、その考え方です。
この方法が身につけば
- どうやったらお金が貯まるのか
- 貯金するためには何をするべきなのか
がわかるようになります。
実際に私自身も今回紹介する方法で月5万円、年間60万円以上貯金を増やすことに成功しました!
家計管理についてたくさん悩んで失敗してきた私の経験を元に、
再現性のある月5万円貯める方法について紹介していきます。
この記事を書いている人
- 家計管理で大事な2つのこと
- 生活レベルを下げずに節約する方法と考え方
- 6つの固定費見直し方法
家計管理をする上で大事な2つのこと
まず最初に、「なんのために家計管理をするのか・・?」について少し考えてみましょう。
言わずもがな、「お金を貯めたいから」ですよね。
貯金ができるようになるためには、闇雲に節約していてもうまくいきません。
実際に実証済み。貯金に何度失敗したことか…
お金を貯めるために大事なことは以下の2つです。
家計管理をする上で大事なこと
- 家計を把握すること
- 自分の意識を変えること
家計を把握すること
家計管理を始めるにあたって、絶対これだけはしておいてほしい!と言うものがあります。
それは・・
「家計を把握すること」
うわーでた・・苦手なんだよな〜
と言う人もいるかと思いますが、
家計簿をつけろといってるのではありません。(もちろんつけてほしいのですが…)
「家計を把握する」と言うのは
- 今月いくら貯金できたのか
- 固定費は(項目ごとに)毎月いくらかかってるのか
- 今月は何にいくら使ったのか
- 今の資産額(貯金額)はいくらか
これらを聞かれた際に”すぐ答えられる”と言うこと。
・・・
あなたは答えられますか?
家計簿をつけていない大抵の人はほとんど答えられないと思います。
先ほど「家計簿をつけろとはいってない」とは言いましたが、家計簿をつけずにこれらを把握することはまず難しい。
家計簿をつけることは「今の現状を知る」(=お金を意識できる)と言うこと。
家計簿をつけずに家計を把握できるならそれで構いません。
でも、家計簿をつけないとわからないと言うのであれば
手書きでもアプリでもエクセルでもなんでもいいので一度書き出してみることをしてみてください。
結局、家計簿が1番大事。お金が貯まるための道標になるからね。
自分の意識を変えること
先ほども話したように、家計簿をつけることで
今の現状が知れる=お金を意識できるようになる
これも一つの意識の変化になりますよね。
でも、意識の変化でもっと大事なこと。
それは・・
昔の私含め、
家計管理ができない・続かない人の多くは、
”今”しか見ていないと言うこと。
- コンビニに行くのを辞める
- 不必要な買い物は一切しない(娯楽なし)
- 毎月お小遣いを5,000円で暮らす
- 毎日最安を狙ってスーパーのはしごをする
こう言った節約には、持続性がまったくありません。
1週間後や1ヶ月後のほしいもののために節約するのであればこの節約方法でもありです。
でも、これを1年間毎日続けるのは難しい。
私なら1日で無理ーってなる・・
もう一度思い出してみてください。
家計管理をして貯金する理由は、
未来のためにお金を増やしたいからですよね。
この方法ではいつか息切れしてしまいます。
意識を向けるべきは、目の前の小さな節約ではなく、大きく節約できるところを見つけることが大事。
次の項目から大きな節約について話します。
生活レベルを下げずに効率よく節約する方法と考え方
節約の基本は、支出を減らすこと。
お金を貯める近道は、小さな節約ではなく大きな節約であると話してきました。
暮らしの中でいう大きな節約とは、『固定費』にあたります。
「固定費」は生活してるだけで毎月かかり続ける費用のことです。
例えば・・
月5,000円固定費に払ってるとすれば
年間で6万円の支出
これを
月2,000円に下げれることができれば
年間で2万4千円に。
その差:3万6千円の削減
毎月かかり続ける固定費を削減できれば節約効果は絶大!
しかも、一度見直しをするだけで効果が持続するから生活の満足度を下げずに支出を減らすことができます。
生活にほとんど影響与えずに節約できるなんて嬉しいよね!
暮らしに関わる6つの固定費見直し方法
固定費って具体的にはどんなものが減らせるの?
固定費と呼ばれるものには以下のようなものがあります。
大きな固定費6選
(↑各項目へジャンプできます。)
生活に必要なものばかりだから節約するのはきつくない?
って思った方も大丈夫!
適切な見直し方をすれば、十分節約できるのがこれらの固定費です◎
私はこれらを見直して月5万円以上の節約に成功したよ
通信費(スマホ)約2,000〜5,000円の節約
1番簡単で見直しやすいのが通信費。スマホです。
最近ではほぼ3大キャリア※1を持ってる人は見なくなりましたが・・
格安SIMや、大手キャリアの廉価版※2に変更できていますか?
※1 Docomo、au、Softbank
※2 ahamo、povo、LINEMO
正直、「格安SIMにしてない」はありえない・・
まだやってない人は今すぐ変更すべき!
数年前までは携帯代に月8,000円は当たり前のような時代でしたが、
今となっては月3,000円もあれば、十分快適に携帯が使えるようになっています。
乗り換えもネット上でかなり簡単にできるので、まずはやってみてほしいなと思います。
以下紹介する4つの会社は通信も安定していて料金も安くておすすめです◎
経済圏ごとの格安SIM会社一覧
商品 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
ahamo | ドコモ経済圏 国内通話5分無料 dポイントが貯まる | 20GB 2980円 100GB |
povo | au経済圏 使いたいプランを選べる | 基本料金0円 トッピング式 |
LINEMO | PayPay経済圏 SoftBank回線使用 LINEのデータ通信量タダ | 3GBミニプラン 990円 20GBスマホプラン 2728円 |
楽天モバイル | 楽天経済圏 シンプルなワンプラン アプリ利用で通話無料 | 3GB未満 980円〜 無制限2980円 |
(↑クリックで各公式サイトに飛べます)
私は前は楽天モバイル、今はpovoをつかってるよ
光熱費 年間約1万〜3万円節約
最近上がりに上がってる電気代。
我が家も前年度と比較すると月々1,000〜2,000円増で、年間でみると1.5万円ほど値上がりしました。
めちゃくちゃ家計には痛い出費です…
2016年からの電力自由化に伴って今では電力会社を好きに選べるようになりました。
電気代を節約するコツは
基本料金を安く抑えること
そのためには、
毎月の電気使用量と金額を確認し他会社とシミュレーション比較してみることが大事です。
乗り換え方法
電気使用量と金額を電力会社のサイトで確認。
エネチェンジを使えば
乗り換えたらいくら安くなるか、簡単に比較できる◎
各社の料金がわかるので乗り換え前には必ずしよう!
\ 電気代の見直し前に /
現在契約中の会社に解約届は不要!
乗り換え先の新しい会社に申し込むだけで乗り換えできるよ。
申し込みから開通まで約3週間ほどで乗り換え完了できます。
たった1,000円でも安くなれば、年間12,000円の節約に!
地域によって契約できる会社が異なるので、まずは比較してどんな会社があるか見てみてね。
保険 月々約2〜5万円節約
保険は固定費の中でも1番の大物。
最初に結論を話すと、私たちに必要な民間保険は以下の3つのみです
必要な民間保険
- 生命保険
- 火災保険
- 自動車保険
生命保険は、各家庭の状況(家族構成、資産、健康状態等)によって必要な保険が変わってきます。
「いち主婦の考え」としてみてもらえたらと思います。
\プロに相談するなら!/
・子育て世代におすすめ:保険チャンネル
・新婚さんにおすすめ:ゼクシィ保険ショップ
生命保険
生命保険文化センターの「令和3年度生命保険に関する実態調査」によると、
生命保険に加入している世帯の割合は89.8%
およそ9割の人が生命保険に加入していることがわかります。
- 医療保険
- 生命保険
- 貯蓄型保険
- 外貨建て保険
- 養老保険
- 学資保険
保険の種類はたくさんありますが、
実は、日本に住んでる私たちには、
ほとんどの保険は不要!であることが多いです。
そもそも保険とは、
起こる確率は少ないけど,
起こってしまったら
大きな損失を抱えてしまう
図の左下に当たる場合に備えるもの。
例えば、
- 大黒柱の夫が亡くなると生活ができなくなるので保険をかけておく
- 貯金がほとんどなくて、病気になったら生活が破綻するので保険で備えておく
こういった場合に使うもの。
日本は国民皆保険で、社会保障制度が整っている国のため、民間保険に入っていなくてもみんなが必要な医療を平等に受けることができます。
たとえ、がんになったとしても高額医療費制度が使えるので、100万円以上の貯金がある人は生命保険はいらないと言えます。
日本の保険制度は世界でもトップクラスの充実度なんだよ
これを覚えておこう!
- 自己負担額3割で医療が受けられる
- 高額医療費制度で月々の医療費上限は10万円程度
- 働けなくなった場合1年6ヶ月は保証がある
1人で決めるのは不安…
そんな人はプロに相談してみるのがおすすめです。
「どこを使ったらいいのかわからない…」と言う人のために、安心して相談できる2社を紹介します。
- カップルや新婚さんにおすすめ:ゼクシィ保険ショップ
- 子育て中の家庭におすすめ:保険チャンネル
無理な勧誘はなし。気軽に相談できる2社なので安心して使ってね!
火災保険・自動車保険
火災保険や自動車保険は
確実に入っておくべき民間保険です。
火災がもし起こってしまったら・・
- 住む家がなくなる
- 周囲の住宅への損害も大きい
- 賠償額が数千万から数億に上る
自動車事故を起こしてしまったら・・
- 損害賠償が数千万〜数億で予想不可能
損失額が桁違いに大きくて人生を狂わせてしまう金額。
確率はめちゃくちゃ低いとは言え、もしもの時に”億のお金”を用意するなんてとうてい無理。
だからあらかじめ保険に入って万が一に備えておく必要があります。
・・・
ここでひとつ質問。
賃貸入居時や車購入時にすすめられた保険に
そのまま入り続けてる人はいませんか?
実は、自動車保険や火災保険も会社によって値段や補償額が全く異なってきます。
勧められた保険が必ずしも1番いいとは限りません。
(むしろ保証が薄く、保険料が高いことの方が多いです)
私も使ったことのあるシミュレーションサイトを載せておくので気になる方は比較してみてください。
かなえおすすめシミュレーションサイト
火災保険 | 自動車保険 |
---|---|
シミュレーションは簡単5分!無料で使えるよ〜
家・住居 生涯で数百〜数千万の節約
固定費の中では1番大きな割合を占める家。
今回は賃貸の場合で話していきます。
賃貸の節約方法4選
- 複数相見積もりをして安く借りる
- 更新タイミングで家賃交渉する
- 火災保険を安くする
- 立地重視で車を持たない
- 退去費用を適正価格に下げる
賃貸はライフステージによって住居を変えやすいのが特徴です。
ただし、家を契約する際にはいろんな”ワナ”があることも知っておかなければなりません。
知らないと損するぼったくりポイント
- 仲介手数料の上限は家賃の0.5ヶ月分まで!(法律で決まってる)
- 害虫駆除・室内消毒は効果なし。(本当にやってるのかわからない)
- 業者にすすめられる火災保険は高額(自分で申し込もう)
- 家賃は相見積もりをすれば安くなる可能性大(もともと高く設定されてることも多い)
- 鍵交換・ハウスクリーニングを入居時・退去時で2重請求(たまにある)
こういったことを回避するためには
- 知識を知っておくこと
- 複数社に相見積もりをすること
が重要です。
見積もりをとって、ぼったくられないように
自分で知識武装しようね!
必ず「値下げ交渉」をすることが賢く借りるポイントだよ
車 月々66,000円の節約
”車はめちゃくちゃ金食い虫”なのを知っていますか?
車を所有することでかかる費用は実に・・・
4,000万円!
4,000万というと、家が買えてしまう値段です。
詳細内訳
▼20〜70歳の50年間車を所有した場合
項目 | 金額 |
---|---|
車体代金(7年に1度買い換え) | 1,750万円 |
ガソリン代 | 520万円 |
保険代(自動車保険・車両保険) | 490万円 |
駐車場代 | 720万円 |
自動車税等税金 | 470万円 |
その他消耗品 | ー |
合計 | 約3,950万円+α |
月々に換算すると6万6千円‼️たかすぎー
”車が趣味・好き”と言う方はいいのですが、
”節約”という面で考えるとあまりに高すぎる値段です。
とは言え、「車を持たない生活なんて無理!」と言う方も多いでしょう。
では、ひとつ質問をします。
月々66,000円以上、車を使っていますか?
・・・
この答えが「いいえ」ならできるだけ車を持たない努力をしてみましょう。
先ほどから話してるように、車は動かしていなくても持ってるだけでお金がかかるもの。
今の車は手放して
- 公共交通機関を使う
- レンタカー・シェアカーを使う
- 家族でシェアする
- タクシーを使う
これらの方法を使えばかなり大きな節約になります。
実際に我が家は車は持たず、必要時シェアカーやタクシーを活用するようにしています。
シェアカーやタクシーは一見高く感じるかもしれませんが、
数回乗ったとしても毎月66,000円も使わないので車を持つよりは安くつきます◎
しかも、公共交通機関を使うほうが事故リスクも低く安全
車は趣味や暮らしの充足感にも関わってくるので、
一概に「車は持たないほうがいい。」とは言い切れませんが、”節約”という面で大きいのは確かです。
税金(ふるさと納税) 住民税の支払いがお得に
税金を節約する方法についてはたくさんあるのですが、今回はふるさと納税について話していきます。
「ふるさと納税、やっていますか?」
ふるさと納税とは?
ある自治体に来年分の住民税を寄付すると実質負担金2,000円のみで返礼品がもらえる超お得すぎる制度。
- 厳密には「節税」ではなく、住民税の前払いなので「寄付」という扱いになります。
普通に納税したらただお金が出ていくのみですが、
ふるさと納税を通じて納税すれば納税額の20〜30%ほどの金額の返礼品がもらえます!
自己負担金が2,000円かかったとしても、住民税がお得(=節税)になることに変わりないんだよ!
ふるさと納税の方法
ネットで買い物するときのようにふるさと納税サイトから検索してみよう!
返礼品はお米や肉、果物、日用品など自治体によって様々だよ。
検索してるだけで楽しい!
ワンストップ特例
寄付した自治体に申込書を送る方法(これをすれば確定申告しなくてOK)
確定申告
ふるさと納税をすると発行される受領書を確定申告時に提出する
経済圏ごとのふるさと納税サイト
ドコモ経済圏 | ふるさとチョイス |
au経済圏 | au Payふるさと納税 |
PayPay経済圏 | さとふる・ふるなび |
楽天経済圏 | 楽天ふるさと納税 |
それぞれの経済圏をうまく使えば、実質負担金2,000円をポイントで総裁できるかも!
大きな固定費を削減して月5万の節約を達成しよう
ここまで読んでくださりありがとうございます。
このブログを読んで
- どうやったらお金が貯まるのか
- 貯金するためには何をするべきなのか
分かったのではないかなと思います。
何か一つでも、
「やってみよう!」
「これやれそうだな…!」
というものはあったでしょうか?
「家計管理って何をすればいいのかわからない…」
「ケチケチめんどくさい節約はしたくない…」
そう思ってる多くの人は
正しい効果的な節約方法を知らないことが原因です。
生活レベルを落とさずに、”月5万円節約”達成は誰でもできます。
小さな節約ではなく大きな節約を見直す。
簡単にできるものも多いので、できるところから始めてみて欲しいなと思います。
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